記念すべき第1作目。選手に個性を持たせた、初めての野球ゲームであった。
後作から考えると,かなり打高投低のゲームであり,ピッチャーのスタミナもそれほど多くなかったので,特にフォークボールを投げる余裕がなかった(対COM戦なら別にいらないけど)。
’87もそうだったのだが,このころはパリーグ軽視で,パリーグチームは「阪急+南海+近鉄」でレールウエイズ,「ロッテ+日ハム」でフーズフーズ,およびライオンズの3チームしかなかった。前者2チームはさすがにやたら強いものの,パリーグファンにとっては不満の多いチーム構成だったかも知れない。
チームについて一言
チーム名 | コメント |
ガイアンツ | なぜか王がいる。 |
ライオネルズ | 攻走守において,秀でている。 |
レールウェイズ | 阪急+南海+近鉄の連合チーム。打撃陣が最高。 |
タイタンズ | ’85優勝時のデータを持つ掛布,実はかなり強打者の川藤など,投手陣の不出来と対照的。 |
カーズ | 山本浩二,現役最後の年。 |
フーズフーズ | ロッテ+日ハムの連合チーム。落合が,目立つ。 |
ホイールズ | 遠藤が打ちにくい。 |
スパローズ | 安田が,まだいる。でもチームは弱い。 |
ドラサンズ | 3割打者のいない,弱い打撃陣。 |
ナムコスターズ | ぴのは,まだ代打。 |
思い出の名選手
王貞治:とっくに引退しているはずなのに,なぜかいた。制作者が巨人ファンだったのだろうか。 | |
山本浩二:彼のおかげで,カープは戦う集団へと生まれ変わった.なお,ファミスタでのデータ設定は.288,24本であるが,内部的には.300,33本になっている. |
スタンドの観客
これは,本バージョンのみですが,レフト側とライト側で,観客のグラフィックが異なっています。レフト側=先攻チーム,ライト側=後攻チームのユニフォームカラーが使われます。個人的には,かなり好きな演出です。 |
球場
ピッカリスタジアムは’87でも舞台になっていますが,’86のピッカリスタジアムは,バックネット側に「Piccari」のロゴが書いてあり,これは’87と違う点です。左の画像をクリックすると,全景が見られます。 |